20. サーバーレス環境からサーバー環境への「運用マインド」の切り替え
GitHub Pagesは「静的なファイルを置くだけ」のサーバーレスな環境でした。一度公開してしまえば、セキュリティやアップデートを気にする必要はほとんどありませんでした。しかし、WordPressは違います。あなたは今、「Webサイトのオーナー」であると同時に「システムの管理者」でもあります。
1. アップデートは「義務」である
WordPress本体、テーマ、プラグインは頻繁に更新されます。これらを放置することは、家の鍵を開けっ放しにするのと同じです。GitHub Pages時代には存在しなかった「脆弱性」というリスクと向き合い、週に一度は管理画面を開いて最新の状態に保つ習慣をつけましょう。
2. バックアップは自分の責任
GitHubには「コミット履歴」という強力な復元機能がありましたが、WordPressのデータはデータベースに保存されています。サーバーの不具合や操作ミスでデータが消えたとき、助けてくれるのは「あなたが設定したバックアップ」だけです。自動バックアップが正常に動いているか、定期的に確認してください。
3. リソース(サーバー負荷)の意識
GitHub Pagesではアクセスが急増してもGitHubが処理してくれましたが、今はあなたのレンタルサーバーが処理を担っています。重すぎるプラグインを大量に入れたり、巨大な画像をそのまま上げたりすると、サイトが重くなるだけでなく、サーバーから制限を受けることもあります。常に「軽量な運営」を心がけましょう。
4. 「自由」と「責任」のトレードオフ
管理の手間は増えましたが、その分、GitHub Pagesでは不可能だった「全てのコントロール」が手に入りました。この環境を活かして、サイトをどこまでも成長させていけるのは、オーナーであるあなただけです。
WordPressの「更新」画面を開き、全てが最新になっているか確認しましょう。また、週に一度「サイトの健康診断」をする日をカレンダーに登録してみてください。