12. 内部リンクの自動一括置換:データベース書き換えのエンジニアリング
これまでのステップで、URLの転送(301リダイレクト)設定は完了しました。しかし、記事本文の中に書かれている「関連記事へのリンク」などは、依然として古い `.html` 付きのままです。これらを1つずつ手動で直すのは、100記事規模では不可能です。WordPressの「データベース一括書き換え」を使いましょう。
なぜ一括置換が必要なのか?
リダイレクト設定があれば、古いリンクをクリックしても新しいページに飛びます。しかし、リンクが古いまま放置されていると、ブラウザの通信が1回余計に発生するため、ページの読み込み速度がわずかに低下します。また、Googleも「正しい最新のURL」への直リンクを好みます。SEOを完璧にするための「仕上げ」です。
最強の武器「Better Search Replace」
データベースを直接書き換えるためのプラグイン「Better Search Replace」を使えば、HTMLコード内の特定の文字列を検索して一気に変換できます。
- 検索する文字列: .html
- 置換する文字列: / (または空欄)
安全な実行手順(プロのコツ)
データベースの書き換えは、一歩間違えるとサイトが壊れるリスクがあります。必ず以下の手順を守ってください。
1. バックアップ: 実行前に必ずデータベースのバックアップを取ります。
2. Dry Run(テスト実行): 実際に書き換えを行う前に、「何箇所見つかったか」だけを確認するテストモードを必ずオンにします。
3. 本実行: テスト結果が正しければ、チェックを外して実行します。
これで、100記事すべての内部リンクが、最新の美しいURL構造に生まれ変わりました!
データベースのバックアップ用プラグイン(UpdraftPlusなど)を導入し、いつでも復元できる状態にしておきましょう。準備ができたら第4章へ!